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ブダペスト観光のススメ -観光名所 ブダ編-

観光
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ハンガリー語ゼロ、英語中3レベルの元会社員主婦が、ハンガリーに住んだらどうなるのでしょうか。

前回に引き続き、ブダペスト観光についてレポートしていきます。今回は観光名所 ブダ編。ブダペスト観光するには(温泉入浴しない場合は)2泊で十分。2泊すると想定したときのおすすめスポットをご紹介していきます。必見スポット盛りだくさんですよ!

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ブダペストとは?

ブダペストはハンガリーの首都です。街並みがとても美しく、「東欧のパリ」と呼ばれることもあるそうな。

元々はドナウ川の西側のブダ(とオーブダ)、東側のペストに分かれていたそうですが、19世紀後半に統合され、ブダペストという大きな街となりました。ブダ側は王宮などがある歴史地区があり、また丘の上には高級住宅地があって静かな印象。一方ペスト側は平地で商業地域が多く、賑やかな印象です。

ブダペストは1987年に「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区」、2002年 に「アンドラーシ通りとその地下鉄」として世界遺産に登録されています。

ちなみにハンガリー人はブダペストのことを「ブダペシュト」(アクセントは「ブ」のところ)と言います。(ハンガリー語のアクセントは、基本的にすべて最初です。)

ブダ側の見どころ

やはり王宮やマーチャーシュ聖堂、漁夫の砦等がある「王宮の丘」はマスト。王宮の丘は、「バス停およびトラム停留所のClark Ádám térからケーブルカーに乗車する」、(または、地下鉄M2 Batthyány tér駅から徒歩約13分)と書いてあるガイドブックが多いと思いますが、このケーブルカーが度重なる値上げにより、現在往復4,000Ft/人します。※片道券はない(2023年7月現在)
ケーブルカー好きであれば乗ってもよいと思いますが、夏場はクーラーがない灼熱地獄、乗っても1分程度なので、正直4,000Ftの価値はないです。(家族で行くならタクシーのが断然安い^^)

追記:2023年9月1日より、ケーブルカーの乗車券はオンラインでも購入可能になりました。ハイシーズンは長蛇の列だったので、これで解消されるとよいですね。詳しくはこちらまで

高いと知りつつ、一度は乗ってみたけど、やっぱり高い…

オススメはClark Ádám térからバスでDísz tér(路線16、216、王宮最寄りまたはSzentháromság tér(路線16、マーチャーシュ教会最寄りで降りること。これで3,000Ft /人以上を節約できます。 ※こちらの路線は検札官に遭遇する率が多いです。(筆者調べ。)観光客の方で捕まっている方をよく見かけます。ご注意を。

Clark Ádám térのバス乗り場

もちろん、徒歩で登ることもできますが、登りは結構つらいです。

ちなみに、途中のDonáti utcaで降りると、目の前は漁夫の砦のふもとです。漁夫の砦に歩いて登りたい、写真映えするスポットを見たい方はこちらで降りてもよいかも。

Clark Ádám térのロータリーそばに観光客向けにトゥクトゥク(official budapest catsle bus)乗り場もあります。王宮の丘を周遊しているので、王宮の丘を歩いて回るのは大変、という方にはオススメです。
大人1日券5,600Ft、小人4,000Ft、6歳未満無料、ブダペストカードで無料になります。

観光客に人気のトゥクトゥク。

マーチャーシュ聖堂(マーチャーシュ教会)※ブダ城地区の構成遺産として世界遺産登録

住所:Budapest, Szentháromság tér 2
営業時間:月-金曜9:00-17:00
     土曜 9:00-13:00
     日曜:13:00-17:00
料金:教会の内部のみ 
   大人:2500Ft
   学生・60歳以上:1900Ft
   未就学児:無料
   塔のみ
   大人:2900Ft
   学生・60歳以上:2400Ft
   未就学児:無料

いずれもファミリーチケットあり

ハンガリー語でMátyás-templom、正式名称は聖母マリア聖堂というそう。屋根のタイルは、ハンガリーの磁器メーカージョルナイ(Zsolnay)製。元々は13世紀に建造されたものだが、16世紀、オスマン帝国侵略によりモスクに作り替えられた。19世紀に本来の姿に修復、その後第二次世界大戦によりかなり損傷を受け、1960年代に現在の姿となったそう。(出典wikipedia

教会の中はぜひ入場してください。とてもきれいです。教会の2階、3階部分は博物館になっていて、シシィ(エリーザベト オーストリア皇后)の石像や王冠(レプリカ)などが展示されています。
チケット売り場は教会の南方にあります。ちなみに教会内部のほかに教会の塔にも登れるチケットもありますが、個人的には教会内部だけで十分見どころ満載です。(教会内部のみはオンラインチケットもあり。)

漁夫の砦※ブダ城地区の構成遺産として世界遺産登録

住所:Budapest, Szentháromság tér

1903年、建国千年祭における街の美化計画の一環として建造されたもので、白い石でできた三角屋根の小塔がかわいい。
小塔は7つあり、ハンガリーの建国神話に出てくるマジャール人(ハンガリー人のこと)7部族のことを表しているんだとか。一部レストランやカフェになっています。

冬季以外(2023年の場合は3/16-12/23)は2階部分は有料になりますが、無料でも十分絶景を楽しむことができます

王宮(ブダ城)※ブダ城地区の構成遺産として世界遺産登録

住所:Budapest, Szent György tér 2

マーチャーシュ教会の南方にある王宮。歩いて10分程度なので、教会や漁夫の砦を見終わった後に行くのがオススメ。城という名前がついていますが、現在は王様が住んでいるわけではなく、ハンガリー国立美術館などが入っている建物です。ゴシック様式の祭壇から彫刻まで、さまざまな作品が展示されています。こちらはハンガリーの美術にご興味がなければ入場する必要なし。ただ、外観はもちろん、ここから見るドナウ川や国会議事堂などペスト側を臨む景色ががとてもきれいなので、訪れる価値ありの場所です。
また王宮のすぐそばに首相官邸があり、運が良ければ(?)衛兵の交代を見ることができます。

14時の交代の時の様子。首相など、要人が不在時は衛兵がいないこともあり。

夜景、絶景

ゲッレールトの丘※ブダ城地区の構成遺産として世界遺産登録からの景色

ガイドブックにはゲッレールトの丘からの景色が良い、と書かれていますが、現在ゲッレールトの丘にある要塞は工事のため入場できません。要塞以外にも展望台があるので、そこであればきれいな景色を見ることができます。

冬の写真なので寂しい印象ですが、春にはアーモンドの花などが咲いて、とても綺麗です。

国会議事堂の夜景

国会議事堂(ペスト側)を、ドナウ川をはさんでブダ側から見る景色が綺麗。もちろん、ペスト側で間近で見るのも圧巻。

鎖橋※ブダ城地区の構成遺産として世界遺産登録

ドナウ川で隔てられたブダとペストを初めて結んだ橋で、正式名称はセーチェニ鎖橋。ライオンの像がトレードマーク。ブダ側、ペスト側どちらからも見ることはできます。2023年7月現在、橋は工事のため歩行者は通行できません。(車や自転車は通行可能。)2023年8月7日現在、通行可能になりました。

これはペスト側から見たブダ側の景色。

さいごに

ブダペストはヨーロッパの中でも比較的治安が良く、公共交通機関が発達していて、コンパクトな街なので、旅行客には観光しやすい街です。ヨーロッパ旅行を計画の際はぜひブダペストへの滞在をご検討ください!

そして、ペスト観光編もぜひご覧ください!

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