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ブダペスト観光のススメ -観光名所 ペスト編①-

観光
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ハンガリー語ゼロ、英語中3レベルの元会社員主婦が、ハンガリーに住んだらどうなるのでしょうか。

今回はブダペストのうち、ペスト地区の観光についてレポートします。文字数の関係で今回はペスト編①とします。ブダペスト観光するには(温泉入浴しない場合は)2泊で十分。2泊すると想定したときのおすすめスポットをご紹介していきます。ブダ側と同様、必見スポット盛りだくさんですよ!

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ペスト側の見所

ブダペストのうち、ペスト側の一部は2002年に「アンドラーシ通りとその地下鉄」として世界遺産に登録されています。それ以外にも、教会、オペラ劇場、市場などの見どころが近くにあって、観光しやすいです。

では早速、必見スポットをご紹介していきます。

聖イシュトヴァーン大聖堂

基本情報

住所Budapest, Szent István tér 1
営業時間教会内部月曜 9:00-16:30
火-土  9:00-17:45
日曜  13:00-17:45
パノラマテラス(塔に昇る)毎日 9:00-19:00 
※チケットオフィスは閉館30分前まで
※祝日や週末は、ミサや結婚式などにより入場制限される場合あり

ハンガリー建国の父で初代ハンガリー王のイシュトヴァーン一世に捧げるために作られたカトリック教会。1810年代に資金集めが始まり、工事が始まったのは1851年、完成したのは約50年後の1905年。建設途中だった1868年、クーポラ(ドーム上の円蓋)が崩壊してしまったことにより、完成が遅れてしまいました。というのも、クーポラを支える石柱は寄贈されたもので、その品質や強度はまちまち。柱への不均等な荷重が原因で崩れたそう。その後、瓦礫の撤収、設計図の変更などにより、構想から長い時間がかかってしまいました。

ちなみに、パノラマテラス(展望台)へはエレベーターで行けます。個人的には、パノラマテラスは行かなくても良いかと^^

チケット

教会内部パノラマテラス教会+パノラマテラス
大人2,000Ft3,200ft4,500ft
小人(18歳以下)1,500ft2,700ft4,000ft
小人(6歳以下)無料
家族割(大人2人+12歳以下の子ども2人)5,000ft10,500ft14,500ft
ブダペストカード保有者1,600ft2,500ft3,600ft
いずれも2023年現在

聖イシュトヴァーン大聖堂の見所

必見なのはなんと言ってもイシュトヴァーン一世の右手のミイラ!イシュトヴァーン一世はハンガリー建国の父であり、ハンガリーをキリスト教化したとして、1083年に列聖されました。イシュトヴァーン一世のミイラ化した遺体が冒涜されることを恐れたキリスト教関係者は遺体を石棺から取り出し、その際、奇跡的な力があると信じられていた王の右手を切り離し、教会の宝物庫に運びました。しかし、国庫番により聖遺物である王の右手は盗まれ、各地を転々とすることに。

後に、神聖ローマ帝国皇帝の皇后、マリアテレジアの外交努力により、1771年にブダに戻されることとなりました。

国会議事堂

基本情報

1904年に完成した、世界一美しい国会議事堂と言われるハンガリーの国会議事堂。まるでお城みたいですよね。

住所Budapest, Kossuth Lajos tér 1-3
営業時間1月-3月 毎日  8:00-16:00
4月月-木曜  8:00-16:00
金-日曜  8:00-18:00
4月-10月毎日  8:00-18:00
11-12月毎日  8:00-16:00
アクセス地下鉄、トラムKossuth Lajos tér Mからすぐ
※2024年時点。
※祝日など営業時間変更の場合あり

チケット

これまではガイド付きツアー必須(しかも日本語なし)でしたが、2023年9月1日からは各国語のオーディオガイドツアーが導入され、日本語のオーディオガイドも利用可能になりました!(ガイド付きツアーも引き続きありますが、日本語はなくて英語などの言語になります。)チケットは当日でも空きがあれば購入できますが、事前に日時指定チケットを予約しておくと確実。予約はこちらから。見学時間は45分です。

大人12,000ft
学生(6-24歳)6,000ft
家族割 大人(最大2名)9,600ft/人
家族割 小人(6-14歳 最大3名)4,800ft/人
※価格は2024年時点 6歳未満無料
※そのほかEEA (European Economic Area)市民割引あり

ハンガリー建国記念日などの祝日には、並べば無料で入場できることもあります。ただ、議場は無料入場の際は見られませんでした。

ハンガリー国立歌劇場

1875年に建設許可され、一般公開されたのは9年後の1884年。フランツ・ヨーゼフ 1 世が「ウィーンのオペラ座の規模を超えないように」という条件で建設許可したため、計画が何度も練り直されたため、当初4年の工期予定が延びてしまったそう。

ちなみに、そのウィーンにあるオペラ座は、第二次世界大戦による火災の影響で正面階段や喫茶室、連廊を除く大半が消失しています。一方、ハンガリー国立歌劇場は大戦の影響は比較的軽微。修復や改修はたびたびされていますが、基本的には建設当時のもので、内装もウィーンより豪華に感じます。(座席の天井にある絵やシャンデリアはハンガリーのが豪華!)

基本情報

住所Budapest, Andrássy út 22
営業時間ガイド付きツアー13:30,15:00,16:00開始
オペラ演目等による
アクセス地下鉄M1 Opera駅すぐ
※ガイド付きツアーは日本語なし。英語、ハンガリーが 語、ドイツ語、スペイン語、ギリシャ語等

臨時休業の場合あり。

チケット

入場するには、オペラを観劇するか、日時指定のガイド付きツアーに申し込むか、になります。

オペラ観劇

演目や座席によって料金が異なります。ただ、パリやミラノのオペラに比べると圧倒的な安さです!演目やチケット購入はこちらから。

ガイド付きツアー

ガイド付きツアーは60分間で、毎日13:30、15:00、16:30に開始。英語、ハンガリー語、スペイン語、フランス語、ドイツ語などで日本語はありません。チケットは1週間前からチケットオフィスまたはオンラインで購入可能。予約必須

ハンガリー語5,000ft
その他の言語9,000ft
3歳未満無料。料金は2024年時点
見所①王室の階段の鏡

見所は王室の階段。フランツ・ヨーゼフ1世とシシィ王妃が歩いたことがあると言われています。

この写真には写っていませんがここに大きな鏡があって、シシィはそれを愛用していました。というのも、この鏡、痩せて見えるんだそう。(筆者はよくわかりませんでしたが^^)ぜひ試してみてください。

見所②ミニオペラ

ツアー最後にミニオペラを鑑賞することができます!時間は10分程度で、オペラが全くわからない筆者ですが、コメディ要素を含んだ演目だったので楽しめました。なんといっても間近で鑑賞できたので、迫力のある歌声はもちろん、息づかいまでも聴けます!

さいごに

ペスト側の見所がたくさんすぎて書ききれませんでした。また続きはこちらに記載していますので、ご覧ください。


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