ハンガリー語ゼロ、英語中3レベルの元会社員主婦が、ハンガリーに住んだらどうなるのでしょうか。
今回はホッローケー村で開催される復活祭のご紹介します。
ホッローケー村とは
ホッローケー(Hollókő)村とは、ブダペストから車で1時間半程度、スロバキア国境付近の小さな村です。1987年に世界遺産として登録され、年間数万人が訪れるハンガリーの隠れた(?)観光地となっています。
67 棟の赤瓦の家は、100 年前とまったく同じ姿をしていて、まるで野外博物館のよう。ただこれらには実際に人が住んでいるというのが興味深いところ。
人口は数百人しかいないので普段は静かな村ですが、イースターの時季に毎年開催されるお祭りの時は大盛り上がりするそうですよ。
イースター期間中の入場料
入場券は、ホーロッケー城、パロツ劇場、郵便博物館、村の博物館、手工芸ワークショップ、人形博物館などのすべてのプログラムが利用可能。近隣に有料駐車場あり。
3月29日(金)
無料
3月30日(土)
大人 | 5500Ft |
子ども(7-18歳) | 4000Ft |
子ども(7歳未満) | 無料 |
3月31日(日)、4月1日(月)
大人 | 6500Ft |
子ども(7-18歳) | 5000Ft |
子ども(7歳未満) | 無料 |
復活祭2024年の主なプログラム
復活祭には有名なカラフルな民族衣装を着た住民たちが、ハンガリーの最高の復活祭の習慣を体現してくれます。ここを訪れた人は、まるで民話の中に自分がいるような気分で、さまざまなコンサート、手工芸品の実演、美食プログラム、エッグペインティング、さまざまな展示などで時間を過ごすことができます。
ホッローケーの最も有名なイースターの習慣の 1 つは、なんといってもイースターサンデーに行われる水かけ。男子が女子にめがけてバケツに入った冷たい井戸水をふりかけるというもの。一説によると、新鮮なイースターの井戸水は美しさと新鮮さを保つと言われているそう。それが今日ではこの習慣に変わり、香水やコロンをつけるようになったんだとか。
詳細なプログラムは公式ホームページおよびFacebook からご確認できますが、抜粋したものを下記に記載しています。
3月29日(金)聖金曜日
- 11:00~16:00 Petőfi útでのクラフトフェア
- 11:00~16:00 クラフトフェアエリアでイースターエッグの絵付け
- 11:30 ビジターハウスで映画の上映、講義など
- 18:00 聖金曜日の福音典礼
など
3月30日(土)聖土曜日
- 11:00-16:00 村にある家で民間伝承プログラムと民俗生活のプレゼンテーション
- 11:00-16:00 Nógrád Dance Groupによるダンスレッスン
- 11:00-16:00 民族衣装を着て、ホッローケー民族舞踊アンサンブルと一緒にダンス
- 13:00-16:00 ケトボドニの伝統主義者たちと一緒に梅団子作り
- 16:00 聖土曜日徹夜祷
など
3月31日(日)イースターサンデー
- 9:30 復活祭の聖なるミサ
- 10:30 復活の行列
- 11:00 Nógrád Dance Groupによる朝のダンス
- 11:45 教会で水かけ
- 11:55 噴水で水かけ
- 12:55 バンド「FOLT」による教会での音楽とダンス
- 13:15 – フォノ・フォーク・ダンス・アンサンブルのダンス
- 14:00 ノグラード・スタイルのダンスと音楽エンターテイメント
- 15:00 フォノ・フォーク・ダンス・アンサンブルのダンス
- 15:30 Nógrád Dance Groupによる午後のダンス
など。水かけを見たいならこの日に参加するのが良さそうですね。
4月1日(月)イースターマンデー
- 11:00 ホロクシュ・ダンス・アンサンブルのイースター・ホリデー・プログラム
- 11:45 フォノ・フォーク・ダンス・アンサンブル
- 12:30 ノーグラード・ダンス・アンサンブルのパフォーマンス
- 13:00 ドゥヴジュ民族音楽コンサート
- 14:00 ホロクシュ・ダンス・アンサンブル
- 15:00 ハンガリーのバンド ヘゲドゥス・ボリと歌手イザベラ・カウザネッラによるコンサート
過去のお祭りの様子
過去のお祭りの様子はこちらからご覧ください。
お分かりになるかと思いますが、水かけを近くで見ると水飛沫がかかります。近くで見たい方はタオルや着替えなど持参された方が良いですね。
さいごに
ハンガリーにいると、近隣国に行きやすいので、ついつい休みは他の国に行きがちな方も多いかと思います。今年のイースターはハンガリーの小さな村で過ごすのはいかがでしょうか。
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