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100年以上前の車両に乗れるチャンス!ブダペストでレトロなトラム&バスに乗ろう

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ハンガリー語ゼロ、英語中3レベルの元会社員主婦が、ハンガリーに住んだらどうなるのでしょうか。

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レトロなトラム&バスに乗れるのは今だけ!

2023 年 5 月から 10 月末までの毎週末、ブダペストでレトロなトラム、バスに乗ることができます。その名も「Nosztalgiajáratok」(日本語訳:ノスタルジアフライト)
中には100年以上前の歴史的な車両もあります!博物館級の車両に実際に乗れるので、子どもも大人も大興奮間違いなしですよ!

ノスタルジアフライト概要

ルートおよびダイヤ

トラム N2号線

ルート:Közvágóhíd – Jászai Mari tér
運行日:毎週土曜日

普段は2号線として運行されていますが、ノスタルジアフライトでは「N2号線」という名前になります。
ドナウ川沿いを走るトラムで観光客にも大人気路線。国会議事堂、鎖橋、対岸にはブダ城やゲッレールトの丘を臨めます。

ダイヤ:
Közvágóhíd発
Jászai Mari tér発

トラム N18号線

ルート:Szent János Kórház – Széll Kálmán tér – Krisztina körút –Gellért tér – Bartók Béla út –Csóka utca ※ルート変更の場合あり
運行日:毎月第二土曜日

王宮の丘やゲッレールト広場を通過するルート。Széll Kálmánを通るので、アクセスが良いのがうれしいところ。

ダイヤ:
Csóka utca発
Szent János Kórház発

トラム N19号線

ルート:Deák Ferenc tér – Szent Gellért tér – budai Duna-part – Katinyi mártírok parkja
運行日:毎週日曜日

こちらもドナウ川沿いを走るルートですがブダ側を通るのでN2とは違った雰囲気が楽しめます。中央市場、ゲッレールト温泉、ブダ城、緑豊かな公園などがみられます。

ダイヤ:
Deák Ferenc tér発
Katinyi mártírok parkja発

このほかにも、バスや郊外路線もあります。詳細はBKKホームページをご確認ください。

料金

1回券大人500Ft、小人300Ft
1日券大人2000Ft、小人1000Ft。未就学児無料
車内清算。定期券や回数券等は使用不可。現金払い

運行車両一例

611 favázas nosztalgiavillamos

611 favázas nosztalgiavillamos

こちらは1908年に木骨で製造されたトラム。当時130台製造されて、今でも解体を免れた車両を見ることができます。7月は2日(N19号線)、15日(N2号線)、30日(N19号線)で乗れます(&乗れました)。実は7月2日にたまたまドナウ川沿いを走るこのトラムに出会ったのですが、めちゃくちゃかわいかったです。(写真を撮りたかったけど車に乗っていて一瞬のことだったので、ここで載せられず残念。)

2624 acélvázas, kéttengelyes nosztalgiavillamos

2624 acélvázas, kéttengelyes nosztalgiavillamos

こちらは1906年、当初は木枠と鉄骨で製造されたそう。その後、1959年に鉄骨に改造され、1984年にアムステルダムで個人所有の車両として使用後、ハンガリーに戻されたんだとか。ブダペストの路面電車輸送125周年を記念して、2005年に改装されたということなので、綺麗そうですね。7月は16日(N19号線)、29日(N2号線)で乗車できます。

そのほか詳細はBKKホームページをご確認ください。

実際に乗ってみた

7月2日(土)にN2号線に乗ってみました!張り切って始発のJászai Mari térから乗車。
ノスタルジアトラムが到着すると、続々と鉄オタ(?)たちが集まってきました。(もれなく筆者も鉄オタですが。)

外観はどちらもレトロに見えますが、N2と書いてある手前のトラムがノスタルジアトラムです。レトロ車両は一両編成なので、間違えて乗ることはないと思います。

中は全然違います。運転席が近い!改装されているからきれいだけど、木の質感が温かい感じ。クーラーはないですが、窓が全開になっているので、むしろ風が心地よくて最高です。

ちなみに途中乗車、途中下車は可能です。我が家は途中で降りようと思ったのですが、娘が「終点まで行く!」とのことで、終点Közvágóhídまで行くことに。ただ、終点Közvágóhídでは特にやることはなかったので、やはり途中下車が良かったなと後悔。
今回は並ばなくても座ることができたので良かったですが、途中乗車してくる方は立っている方もいました。必ず座りたいのであれば始発からの乗車がオススメです。

さいごに

鉄道、トラム、バスなどが好きな子どもはもちろん、大人も大興奮なトラムの旅でした。ほかにもノスタルジアバスもあるみたいなので、10月まで乗り倒したいです。
ご興味のある方、ぜひご乗車ください。

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