ハンガリー語ゼロ、英語中3レベルの元会社員主婦が、ハンガリーに住んだらどうなるのでしょうか。
前回の-観光名所 ペスト編①-に続き、ペスト地区の観光第二弾です。
ブダペスト観光するには(温泉入浴しない場合は)2泊で十分。2泊すると想定したときの必見スポットのみをご紹介していきます。今回は、街歩きに焦点を当ててご紹介していきます!
ペスト側で街ブラ
ペスト側は平地でヨーロッパ風の街並みが美しい地域です。実際、ペスト側の一部は2002年に「アンドラーシ通りとその地下鉄」として世界遺産に登録されています。
また、街がコンパクトなうえに交通網が発達しているし、商業地区があったりで、街ブラには最適です。
では早速、必見スポットをご紹介していきます。
英雄広場
名称 | Hősök tere |
住所 | Budapest, Hősök tere, |
アクセス | 地下鉄M1 Hősök tere Mすぐ |
ハンガリーの建国に貢献した、マジャール7部族の指導者の像がそびえる広場で、アンドラーシ通りの突き当たりに位置しています。
広場の左手にはブダペスト国立西洋美術館、右手にはブダペスト現代美術館があります。
英雄広場を奥に進むとヴァイダフニャディ城があります。こちらのお城は1896年にハンガリー建国の1,000 周年を祝う千年展示会の一環として建造されたモニュメントで、ルーマニアのコルビン城(フニャド城)の複製。現在はヨーロッパ最大の農業博物館になっています。ハリーポッターに出てきそうなお城で写真映えします。それより先は広大な市民公園になっているので、観光するのであればこの辺で引き返すのが良いかと思います。
ブダペスト中央市場
名称 | Nagy Vásárcsarnok(ブダペスト中央市場) |
住所 | Budapest, Vámház krt. 1-3 |
アクセス | 路面電車Fővám tér駅下車すぐ |
駐車場 | こちらがオススメ(1時間500Ft、カード払い可、現金支払いは硬貨のみ) |
営業時間 | 月曜日 6:00-17:00 火曜-金曜日 6:00-18:00 土曜日 6:00-15:00 ※店舗によって営業時間が異なります ※閉店間際だとお店によっては閉店していることもあります |
定休日 | 日曜日、祝日 |
1897年(明治30年)に完成した、歴史ある建物。
観光客はもちろん、現地在住者も利用する市場です。なにも買わなくてもぶらぶらするだけでも楽しいですよ。
1階(日本で言う2階):民芸品やお土産さん、食堂など。
0階(日本で言う1階):野菜、果物、肉類など生鮮食品が中心。パプリカパウダーやチョコレート、フォアグラ、ラベンダーの芳香剤や石鹸、トリュフオイルなど、観光客向けのお店もあります。マンガリッツァ豚を使ったサラミを売っているお店があるので、ぜひ探してみてください。量り売り&スライス可能なので、観光客の方でも挑戦しやすい肉製品だと思います。※日本への肉類の持ち込みは禁止のため、日本からお越しの際は現地で消費するようしてください。
地下1階:スーパーALDI、肉屋、魚屋やお土産屋さんなど。
トイレは有料(現金のみ)ですがあります。
ブダペスト地下鉄1号線(M1)とアンドラーシ通り
1896年に開業、ロンドンの地下鉄の次に古いブダペスト地下鉄1号線(M1)。運行区間はVörösmarty térからMexikói útまででアンドラーシ通りの地下を走ります。現在は地下鉄、アンドラーシ通りが世界遺産に登録されています。ハンガリー国立歌劇場(opera駅)や英雄広場(Hősök tere駅)に行く際に乗るのが便利。
アンドラーシ通りは、opera駅からBajcsy-Zsilinszky út駅までの一駅分歩くのがオススメ。ブランドショップやHerend(ハンガリー随一の磁器ショップ)などお値段お高めな店が軒を連ねていますが、お土産屋さん、チョコレートショップなど、リーズナブルなお店も多いです。
ドナウ川遊歩道の靴
第二次世界大戦中、ファシストハンガリー民兵組織によってユダヤ人を含む多くの人々がここで殺されました。人々は靴を脱ぐよう命じられ(当時の靴は貴重品で転売されることもあったそう)、水際で銃殺され、遺体はドナウ川に流れていきました。2005年、その犠牲者を追悼ためにこの記念碑が作られました。60足の鉄製の靴は時折傾いていて、今まさに靴を脱いだかのようにも見えます。
さいごに
街ブラが楽しいペスト側。美味しいレストランやお土産屋さんなどについては、のんびり更新する予定です。お楽しみに♡
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