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ロシア食材店のススメ①

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ハンガリー語ゼロ、英語中3レベルの元会社員主婦が、ハンガリーに住んだらどうなるのでしょうか。

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ロシア食材店のススメ

ブダペストにはロシア食材店がいくつかあります。
日本に住んでいた時にはロシア食材なんて使おうと思ったことはないのですが、日本人好みの食材があって、意外と使えるんです。
今回はその中でも私が最もよく行くロシア食材店とそこで買える食材をご紹介します。

※ロシアによるウクライナ侵攻が続いていますが、今回の記事はそれを肯定したり、政治的な思想に基づいたりするものではありません。

ロシア食材店 ARBAT DELICATES 基本情報

店名:ARBAT DELICATES
住所:Budapest,Retek u. 10, 1024
※2023年6月18日現在、Google map上の住所が誤っています。正しくは上記の住所です。
アクセス:各線Széll Kálmán tér駅から徒歩3分
各種カード利用可
営業時間:月-土 8-19時 日曜 9-18時
※祝日はお休みかも。

ARBATはハンガリーでロシアなどの製品を20年以上販売している小売りチェーン。
ブダペスト市内に3店舗、他ハンガリー内に2店舗あります。
ロシアのほか、アルメニア、ジョージア、ウクライナ、カザフスタン、バルト諸国などから輸入された食材を購入することができます。

外観と店内の様子

冷蔵品や冷凍品、魚、乾物、缶詰や瓶詰め、お菓子、スパイス、主食系、お酒…

ロシアとその周辺国の食材が小さな店内に所狭しと置いてあります。英語はあまり通じませんが、ジェスチャーで十分通じます^^

お店のお客さんはハンガリーの方もいらっしゃいますが、よく「スパスィーバ」または「スパスィービ」という言葉が聞こえてくるので、ロシア系やウクライナ系の方もいらっしゃっている様子。

オススメ食材

筆者が購入したことのある食材で、日本人にも受け入れらそうなものをご紹介していきます。


イカくん、サキイカ

なんと、おつまみのイカ燻製(イカくん)とサキイカが売ってます!
特に私のお気に入りはイカくん!ピーラーで薄くスライスしたきゅうりとイカくん、調味料(お酢、醤油、ラー油等)、すりごまで和えれば、夏にぴったりな副菜の出来上がり。
火を使わないし、手軽でおいしいです!

値段:各1,100Ft(2023年6月時点)

魚卵クリーム

икpaとはロシア語でイクラのこと。
ただ鮭の卵のことではなく、魚卵全般をикpaというそうです。

こちらのシリーズ、写真左から①数の子・カペリンの卵・エビ、②数の子・カペリンの卵・スモークサーモン、③数の子・カペリンの卵。(Google翻訳による)
魚卵以外にもツナギ(クリーム系)が入っていて、全体はもったりした質感だけど卵のぷちぷち感が癖になります
①②はエビやスモークサーモンが入っているのですが、その肉感は感じられません。とにかく数の子かカペリンの卵のぷちぷち感を楽しむためのものです。(あ、個人の感想です。)

パスタやうどんに和える場合は、牛乳や出汁、ゆで汁等でクリームをばした方が麺と馴染みやすいです。
そのほかに、ポテサラに混ぜたりバゲットにつけるのも良いですよ。
筆者はコロッケの具材として混ぜましたが、高温の油で揚げると当然ぷちぷち感はなくなってしまいました。でも魚卵のコクは味わえるので、なかなかおいしかったですよ。

レジ前の冷蔵のケースに入っているので、店員さんに指差しして出してもらいましょう。

カペリンとはシシャモに似た魚で、日本でシシャモとして売られている大半はカペリンだそう。

値段:各2,150Ft(2023年6月時点)

切り昆布

乾燥していない、細切りにした昆布も売っています。
塩などで味付けされているのでそのままでも食べられますが、なんとなく潮の味(わかります?)がするので、一度洗ってから大豆やにんじんなどの野菜と一緒にみりんと醤油で味付けします。
昆布の歯ごたえがしっかり感じられるので、大好きな一品。

あとは、豚の肩ロース肉をできるだけ薄く一口大に切って、小さく切ったハンガリーの硬い豆腐と、切り昆布を醤油、砂糖、みりんで炒めると、子どもも大人も好きなメインディッシュになります。


ちなみに、ピリ辛味も売っているので、おつまみにも重宝しそう。

こちらも冷蔵コーナーに置いてあるので、店員さんに言って出してもらいましょう。

値段:忘れました…いつも値札が付いていないんですよね。

ペリメニ

ロシアやその周辺国で食べられているペリメニ。
冷凍コーナーに何種類か置いてあります。1個2-3cmくらいの球状で、小麦粉の皮の中にひき肉が入っています。
中華スープで煮込むと水餃子っぽくなるので、ランチを作るのが面倒な時に大活躍!
炭水化物にタンパク質、これは完全栄養食ですよね?

値段:こちらも忘れました…たしか2,000~3,000Ftくらいだったかと思います。

西洋わさび

西洋わさび、つまりホースラディッシュです。
酸味があって、ピリッとさわやかな味。ローストビーフや牛肉のステーキ、鴨のローストなどと合わせると口の中がさっぱりします。好き嫌いは分かれるかもですが、女性は好きな味だと思います。
日本のわさびもいいですが、ぜひ試していただきたい一品。

値段:980Ft(2023年6月時点)

アリョンカチョコレート

レジ横に置いてあるので、ついつい買ってしまうアリョンカチョコレート。
モスクワの名門菓子メーカーのクラースヌィ・オクチャーブリ社の主力商品で、ロシアでは知らない人はいないという、国民的なチョコレート。このチョコレート、1966年に発売された、歴史のあるチョコレートなんです。
味は、いたって普通のミルクチョコレート。でもこのサイズ感、ちょっとチョコレートを食べたいときの欲求を満たしてくれるので、ちょうどいいんですよね。

値段:確か300Ftくらいだった気が…

さいごに

今回タイトルを「ロシア食材店のススメ」としているのは続編もある予定です。 2023/7/23に「ロシア食材店のススメ②」をアップしましたので、よかったらご覧ください。


というのも、このARBAT、系列店に行くと売られているものが違ったりして、結構面白いんです。それはまたの機会に…

話は変わりますが、ハンガリーの大半の学校や幼稚園は6月下旬から8月いっぱいまで夏休みに入るため、娘が家にいる機会が増えます。これからは更新頻度がゆったりになりますが、これからもお付き合いいただけるとありがたいです。

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